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緑茶ポリフェノール(EGCG)の科学的根拠と脂肪燃焼メカニズム

  • 執筆者の写真: 恋 大木
    恋 大木
  • 9月14日
  • 読了時間: 3分

こんにちは。今日は「緑茶を飲むだけで痩せるって本当?」という疑問に対して、科学的に信頼できる研究をもとにお答えします。特に注目されるのが、緑茶に含まれる主要成分「カテキン」、その中でも代表格の エピガロカテキンガレート(EGCG) です。

EGCG

1. 緑茶ポリフェノール(EGCG)の主な効果・メリット

緑茶カテキンの中で最も多く含まれるEGCGには、数多くの健康効果が報告されています。

  • 抗酸化作用活性酸素を除去し、細胞の老化や炎症を抑制。美肌やアンチエイジングにも寄与。

  • 抗炎症作用NF-κBなど炎症に関わるシグナルを抑え、生活習慣病の予防に役立つ可能性。

  • 心血管系の保護LDLコレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化リスクを低減。

  • 体脂肪低減作用代謝を上げ、脂肪燃焼を促進することが複数のランダム化比較試験で示されている。(例:Hurselらのメタ解析 2011, Am J Clin Nutr

EGCGの効果

2. 脂肪燃焼のメカニズムをわかりやすく解説

EGCGが「どうやって脂肪を燃やすのか」をシンプルにまとめると、次の3ステップです。


(1)

EGCGは「ノルアドレナリン分解酵素(COMT)」を阻害します。その結果、ノルアドレナリンの作用が長く続き、脂肪細胞に「脂肪を分解せよ!」というシグナルがより強く働きます。

➡ 脂肪細胞から 脂肪酸が血中に放出 されやすくなる。

脂肪分解を促進する

(2) 脂肪酸をエネルギーに変換

放出された脂肪酸は筋肉や肝臓のミトコンドリアに取り込まれ、β酸化(脂肪燃焼プロセス)を通じてエネルギー源に変換されます。

➡ 脂肪が「ただ溜まる」のではなく「燃料として使われる」状態に。

脂肪酸をエネルギーに変換

(3) 代謝アップ効果

緑茶ポリフェノール(EGCG)はカフェインと相乗効果を発揮します。一緒に摂ることで「安静時のエネルギー消費(基礎代謝)」が高まり、1日の消費カロリーが増えることが研究で確認されています。(Dullooら, Am J Clin Nutr, 1999)

➡ じっとしていても「燃えやすい体質」へ。

代謝アップ効果

3. どのくらい摂取すれば効果があるのか?

研究では 1日300〜600mg程度のカテキン(うち半分がEGCG) を継続的に摂取すると体脂肪減少効果が見られるケースが多いです。これは 緑茶で約5〜6杯、もしくはサプリでカバーする量に相当します。


4. まとめ:緑茶で「燃えるカラダ」へ

EGCGはただの「健康に良いお茶の成分」ではなく、科学的に 脂肪燃焼をサポートするメカニズム が解明されている成分です。抗酸化・抗炎症といった全身の健康維持にも寄与しつつ、「代謝を上げて脂肪をエネルギーに変える」二刀流の働きをしてくれます。

つまり、毎日の一杯の緑茶が、長期的にはダイエットと健康寿命の延伸に直結する可能性があるのです。


📝 次回予告(ブログ連載風)「緑茶と一緒に摂ると効果倍増!? EGCGと相性抜群の栄養素とは」

 
 
 

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